ベビーサインによる育児法

ベビーサインは言葉を話せない赤ちゃんと手話やジェスチャーでお話する育児法。1980〜90年代にアメリカのリンダ博士とスーザン博士によって始められた研究で、ベビーサインユーザーにIQテストを行った結果、8歳児の平均値よりも20ポイントIQが高くなるという結果がでて話題となりました。その後日本にも紹介され、育児法として広がっています。

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赤ちゃんとベビーサインで「お話」をする。

 一歳半ころまでの赤ちゃんはまだ言葉を話す事はできませんが、実際は話せるようになるずっと前から言葉の意味を知っていて、母親や父親とのコミュニケーションをとろうとしていると言われています。ところが、言葉を離すために必要な、のどや舌の筋肉が未発達なため話せません。手はのどや舌よりも早く発達しますから、手話やジェスチャーを用いることで、まだ離すことのできない赤ちゃんと、コミュニケーションをとるのがベビーサインです。


 ベビーサインを使うメリットとしては、スキンシップによる親子の絆が深まることはもちろん、話し言葉の習得にも効果があるといわれ、またスムーズに育児を進められ、赤ちゃんの健康状態や欲求を知ることで、予防や安全にも役立てることができます。

 ベビーサインを始める時期については、赤ちゃんが周りのものや人に関心を示し、注意を向けるようになった頃が適しています。生後6ヶ月〜9ヶ月くらいが適当と言われますが、赤ちゃんの個人差は大きいですから、お子さまの発育ぶりを見て判断するのが良いでしょう。たとえば、動作を見てスタートの目安にする手もあります。「バイバイ」ができたり「ひとり座り」ができるようになったらなどを目安にスタートしてはいかがですか。

よく使うベビーサインは?ベビーサインの教え方は?

 ベビーサインは一歳を過ぎてからスタートしても決して遅くはありませんが、月齢の低い赤ちゃんに、複雑なサインは難しいので、手の動きが簡単なサインから教え始めるのが良いでしょう。たとえば【ボール】では、赤ちゃんの大好きなボールを見せて、顔の前で両手で丸いボールの形をかたどらせます。【おいしい】は、顔の前で片手をひらいて「おいしい顔」をします。【ミルク】なら、片手を閉じたり開いたり、グーパーグーパーを繰り返します。母乳やミルクを飲ませるときにサインを見せてあげましょう。


 ベビーサインといっても、もともと自然に使われて来たジェスチャーに手話をプラスしてまとめられて来たものなので、種類は数えきれません。しかしいずれは言葉を話すようになるのですから、あせってたくさんのサインをマスターさせる必要はありません。赤ちゃんの発育にあわせて、サインの数を徐々に増やしていくのがよいでしょう。


 ベビーサインに関する本やサイトはたくさんありますから、それらを利用して家で憶えてゆくのも良いですが、サインの正確さなどに不安が出たりもします。なので教室に通うのもおすすめです。同じくらいの赤ちゃんを持つママ同士とのコミュニケーションもとれ、育児のことなどを相談し合えるので安心です。購入できる教材としては、『赤ちゃんとお手てで話そう/実業之日本社』(書籍)や

『ベビーサイン/ビクターエンタテインメント』(DVD)、『ベビーサインはじめてキット/エデュテ』(教材セット)などがあります。


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