食洗機の苦手なモノは?

いかにエコでハイテクな最新型食器洗い乾燥機といえど、人の手にはかなわないウイークポイントはあります。油の固まりのこびりつきや酷い焦げ付き汚れの食器、口の径が小さいもの(徳利など)、ラックにかからない小さ過ぎる食器などはうまく洗えません。また高温で変色する素材(クリスタルグラスや漆器など)もありますからご注意を。

食器洗い乾燥機は手洗いより約85%も節水でき、コストは約4分の1でお得です。

 食器洗い乾燥機のしくみは、専用の洗剤を溶け込ませた少量の水をヒーターで温めながら庫内にまんべんなく循環させ、ノズルからに強く吹き付けて汚れを落として洗います。洗濯機と同じように、ため洗い・ためすすぎを行なうため、手洗い時のお湯を使用した、ため洗い・流しすすぎ方式より、光熱費も水道代も安くなります。水道の使用量は手洗い時の約107リットルに対して、約10リットル程度と、たいへん節水ができます。光熱費も、手洗いの場合はお湯を出しっ放しの流し洗いになり、しかも一枚ずつ洗うので無駄が多くなります。また食器洗い乾燥機は、一度に4人〜6人分の食器を洗って乾燥してしまえるわけですから、ランニングコストはさらに抑えられます。そして何よりも、食器洗いをする手間が省けて、ほかの家事や団欒に時間をまわすことができることが助かりますね。

 食器洗い乾燥機には、必ず専用洗剤を使わなくてはいけません。普通の台所用洗剤で良さそうと、ちょっと思うのですが、実は一般の洗剤では泡立ちが良すぎて、食器洗い乾燥機の庫内が泡だらけになってしまい、食器が十分に洗えなくなってしまうのです。ですから食器洗い乾燥機専用洗剤は、泡がほとんど発生しないように作られているのでした。

食器洗い乾燥機の上手な使い方と、エコで清潔な最新機種。

 食器洗い乾燥機を使用するときに注意しなければならないのは、庫内の衛生です。庫内の棚や目に触れている部分は、常に洗われていますからピカピカの清潔に見えますが、内部には水を熱したり噴出させるためのヒーターやポンプなどの循環経路があり、長い間使用していると汚れが少しずつ溜まり、だんだんぬめりや水垢が付着して不衛生になってきます。この汚れを防ぐためには、食器を洗うときに、汚れたまま庫内に入れず、大きな汚れや残菜を水を張った桶などに一旦つけて落としてから洗うようにしてください。また、庫内や循環経路の汚れを落とす専用の「庫内クリーナー」も販売されていますので、時々掃除をすると良いでしょう。

 ナショナルの『NP-BM2』は、超音波発生ユニットを搭載、洗剤液を除菌ミストにして食器の汚れを浮かせ、水勢で洗い流す方式を採用。少量の水でもキレイに洗える食器洗い乾燥機です。

 象印の『ミニでか食洗機 BW-GS40』は4人用のコンパクトな設計。5方向から水を噴射する『5方向ジェットノズル」採用で、少ない水量でも強力洗浄します。

 東芝の『DWS-600C』は、ピンの間隔が選べる「クルピタピン」採用で、84通りの庫内レイアウトを可能に。多種類の食器もムダなく洗えます。「除菌スチーム洗浄」で、時間が経って乾いた食器の汚れも浮かして洗浄します。